Dapr
v1.19.1Orchestration & Managementアクセス制御、分離、サービス拒否、クラッシュに関わる問題を修正した、セキュリティ重視の保守リリースです。公開ポートのエンドポイントやgRPCメタデータサイズの扱いには、既存の利用方法に影響する変更があります。
要対応 (6)
security内部 gRPC プロキシの宛先をローカルアプリに限定
内部ポートの gRPC プロキシはローカルアプリ宛ての呼び出しだけを処理し、それ以外の宛先には
PermissionDeniedを返すようになりました。securityジョブターゲットのキー接頭辞を修正
Schedulerがジョブターゲット用のキー接頭辞を必ず区切り文字で終えるようになりました。これにより、
id_prefix_matchはAPIドキュメントどおりアクターリマインダーのIDにだけ適用されます。security
Sentryの許可ホスト値を制限値には、任意の数値ポートを付けたホストだけを指定できます。ユーザー情報、パス、クエリ、フラグメントは使用できず、ホストまたはホストとポートが許可ホスト一覧に含まれていない場合は
Sentryが403を返します。securityディスカバリードキュメントのキャッシュを無効化
リクエストホストから作成したディスカバリードキュメントに
Cache-Control: no-storeを付けて送信するようになりました。securitygRPCリクエストヘッダーのサイズ制限
gRPC APIサーバーと内部gRPCサーバーが、リクエストヘッダーのサイズを
--read-buffer-sizeバイトまでに制限するようになりました。最小値は64 KiBです。securityAPIトークン比較を定時間化
HTTPとgRPCのAPIトークン検証で、実行時間が入力値に依存しない比較を使うようになりました。
影響確認 (6)
securitymedium
DAPR_API_TOKENのパス比較を修正DAPR_API_TOKENを設定している場合に適用されます。APIトークンミドルウェアがルーターと同じエスケープ済みパスを比較するようになり、パーセントエンコードされたヘルスチェックパスにもAPIトークンが必要になりました。対象は
DAPR_API_TOKENの設定です。関連する勧告は GHSA-59m6-82qm-vqgj です。securityHTTPサービス呼び出しのメソッド照合を修正
HTTPアプリを利用している場合に適用されます。
アクセス制御ポリシーとの照合で、アプリがルーティングするメソッドに合わせて、パーセントエンコード文字を1回デコードしてから小文字化するようになりました。
security
WatchJobsの内部アクター型検証を強化WatchJobsを利用している場合に適用されます。Schedulerは、呼び出し元のアプリと名前空間に属さない内部アクター型(
dapr.)を宣言する、またはその同時実行数を制限するinternal. * WatchJobsストリームをPermissionDeniedで拒否するようになりました。security公開ポートの
PUT /v1.を廃止0/metadata/{key} PUT /v1.を利用している場合に適用されます。0/metadata/{key} 公開ポートの
PUT /v1.は0/metadata/{key} 404を返すようになりました。このリクエストはDaprのHTTP APIポートに送る必要があります。security保存値の復号時パニックを修正
primaryEncryptionKeyを設定している場合に適用されます。保存された値が復号時にDaprをパニックさせる問題を修正しました。対象は
primaryEncryptionKeyを設定している構成です。securityトランザクショナルアウトボックスのID検証とパニックを修正
トランザクショナルアウトボックスを利用している場合に適用されます。
トランザクショナルアウトボックスが任意の
idを受け入れず、作成するマーカーキーoutbox-<uuid>だけを対象にするようになりました。datacontenttypeフィールドがないメッセージによるDaprのパニックも修正しました。
その他の記録済み変更 3 件すべてsecurity fixes 1 · fixes 1 · value changes 1
security fixes (1)
- For HTTP apps, the access control check now always uses the HTTP verb from the request, the same verb that is sent to the app.
fixes (1)
- The sidecar closes the connection when opening the stream fails, and closes it when the stream ends.
value changes (1)
- Dapr now uses
modernc.v1.42.2.org/sqlite
対応が必要なリリースが出たときに、週次メールでお知らせします。 今回のセキュリティパッチも、その一例です。