
73個のCNCFプロジェクトのリリースノートを読まないでください。
スタックに対応が必要なときだけ、やるべきことまでお知らせします。
73プロジェクト · 分析557件 · 今週18件レビュー → 通知5件
最新の通知 · 2026年7月1日 – 2026年7月8日
Flux v2.9.1は、post-build変数置換がFlux自身のCRDスキーマを壊してしまう不具合を修正したパッチリリースです。あわせてSOPSの.ini復号とdry-run時のstrategic merge patchエラーも修正しています。新規の破壊的変更やCVEはありません。
breaking変数置換によるCRDスキーマ破損を修正
post-build変数置換を有効にしたKustomizationで、マニフェスト内の${...}がFlux CRDのスキーマフィールドと一致してしまうと、これまでのバージョンではCRDスキーマが壊れることがありました。v2.9.1ではFlux自身のCRDにkustomize.toolkit.fluxcd.io/substitute: disabledを付与し、置換の対象から除外しています。post-build置換を使っている場合はアップグレードを推奨します。
主な変更 (4)
- CRDスキーマ破損を修正: Flux自身のCRDにkustomize.toolkit.fluxcd.io/substitute: disabledを付与し、post-build置換によるスキーマ書き換えを防止
- SOPSの.iniファイル復号の不具合を修正
- dry-run時のstrategic merge patchエラーを修正
- 新規の破壊的変更・非推奨化・CVE公開はなし
OpenTelemetry Collector v0.156.0はバグ修正中心のリリースで、オペレータに影響する変更として、memory_limiterプロセッサが連続的な強制GCから指数バックオフに切り替わり、上限を2つの新設定フィールドで制御できるようになりました。otlp_httpの永続エラー処理、レシーバ起動順序、env変数のnil解決、リトライ設定バリデーションの修正も含まれます。
enhancementmemory_limiter: GCバックオフが新フィールドで設定可能に
memory_limiterプロセッサは、GCが非効率と判断された場合(ソフトリミット超過かつ回収率5%未満)に指数バックオフでGC呼び出しを抑制するようになりました。バックオフの上限はmax_gc_interval_when_soft_limitedとmax_gc_interval_when_hard_limitedで設定でき、デフォルトはいずれも30sです。GCの積極性を調整している場合は、これら新フィールドを確認してください。
主な変更 (7)
- memory_limiterプロセッサ: 非効率なGCに指数バックオフを導入。上限はmax_gc_interval_when_soft_limitedとmax_gc_interval_when_hard_limited(各デフォルト30s)で制御
- otlp_httpエクスポータ: 切り詰められた2xxレスポンスボディのパースエラーを永続エラーとして扱い、重複エクスポートを防止
- pkg/service: 他の全コンポーネントが起動完了してからレシーバを開始するよう修正(OTLPなど実装共有レシーバの競合を解消)
- envプロバイダ: ${env:VAR:-}構文で未設定変数がnilではなく空文字列に解決されるよう修正
- configretry BackOffConfigのバリデーションをEnabledフラグに関わらず常時実行
- memory_limiterプロセッサがcomponentstatusヘルスイベントを発行するように
- mdatagenの強化: リソース属性への安定レベルとセマンティック規約参照の追加、go_structへのfield_nameオプション、enumバリデータ対応、プリミティブ型の名前付きGoタイプ生成