KServe
v0.20.0AI & ML2026年8月6日
KServe v0.20.0はLLMInferenceServiceの機能大幅拡張リリース。分散トレーシング、トラフィック分割、KVキャッシュオフロードの新機能が加わり、vLLMおよびAutoGluon Serverの新ランタイム対応も含まれます。一方、InferencePool/InferenceObjectiveのCRDがllm-d.aiに移行する重大な変更と、Starlette依存のセキュリティ修正(CVE-2026-48710)も含みます。
securityStarletteの脆弱性を修正
Starletteに含まれるContent-Type検証の脆弱性(CVE-2026-48710)を修正。修正はv0.20.0に含まれます。
breakingInferencePool/InferenceObjectiveがllm-d.ai CRDに移行
InferencePoolおよびInferenceObjectiveのCRDがllm-d.aiに移行しました。既存のInferencePool定義とInferenceObjective APIを参照しているユーザーはAPIグループの変更に対応が必要です。
breakingInferenceObjectiveのAPIグループが変更
InferenceObjectiveのAPIグループがCRD移行に伴い変更されました。既存のマニフェストおよびAPIクライアントはAPIグループを更新してください。
主な変更 (7)
- セキュリティ: Starletteを>=1.0.1に更新(CVE-2026-48710を修正)
- 重大な変更: InferencePoolおよびInferenceObjectiveのCRDがllm-d.aiに移行、API参照の更新が必要
- LLMInferenceServiceに分散トレーシング対応を追加
- LLMInferenceServiceにトラフィック分割とキャナリアロールアウト対応を追加
- KVキャッシュオフロードのサポート(CPU層の複数段階キャッシング)を実装
- vLLMおよびAutoGluon Serverを新規サーバーランタイムとして対応
- OCI+native://のImageVolumeマウントおよび複数OCSources対応を追加
KServeをスタックに追加
対応が必要なリリースが出たときに、週次メールでお知らせします。 今回のセキュリティパッチと破壊的変更も、その一例です。