セキュリティ上の問題への対処と、受信データのサイズ制限に関する修正が含まれます。対象となる機能を利用している構成では、関係する設定を確認する必要があります。
影響確認 (3)
securityステータスページの保存型XSS脆弱性を修正
AlertmanagerまたはStore Gatewayを実行している場合に該当します。AlertmanagerとStore Gatewayのステータスページにある保存型XSSの脆弱性を修正しました。テンプレートをtext/templateからhtml/templateに変更しています。securityネイティブヒストグラムのprotobufサイズ制限
ネイティブヒストグラムを利用している場合に該当します。
WrappedHistogramを追加し、アンマーシャリング前にネイティブヒストグラムのprotobufサイズを制限します。上限は-validation.で設定でき、既定値は16 KBです。パックされたvarint差分によるメモリ増幅攻撃も防ぎます。max-native-histogram-size-bytes breakinggzip展開後の出力サイズ制限
OTLPの取り込み経路を利用している場合に該当します。
ParseProtoReaderとOTLP取り込み経路で、gzip展開後の出力サイズを制限します。展開後の本文は-distributor.の値を上限とします。otlp-max-recv-msg-size