wasmCloud
v2.5.0Orchestration & Management2026年7月1日
wasmCloud v2.5.0 はフィーチャーリリースです。wasmtime 46 への更新と wasip3 のデフォルト有効化、wasmcloud:keyvalue bucket WIT の破壊的変更、および quinn-proto の MEDIUM セキュリティ修正 (RUST-SEC-2026-0185) が主な変更点です。wasmcloud:keyvalue を利用しているコンポーネントは WIT の対応が必要です。
breakingwasmcloud:keyvalue bucket のWIT定義が破壊的変更
wasmcloud:keyvalue の bucket 型がインターフェースごとのインライン定義から共有 types インターフェース経由の定義に移動しました。wasmcloud:keyvalue WIT を利用するコンポーネントやプロバイダは WIT の修正とリビルドが必要です。
breakingwasip3 がデフォルト有効化
wasip3 が v2.5.0 からデフォルトで有効になりました。wasip3 対応外のワークロードで予期しない動作が発生する場合は、設定で明示的に無効化してください。
securityquinn-proto のセキュリティ修正 (RUST-SEC-2026-0185)
MEDIUM 深刻度の rust-sec-2026-0185 (quinn-proto) を修正しています。QUIC 通信を利用する環境では v2.5.0 へ更新してください。
主な変更 (7)
- 破壊的変更: wasmcloud:keyvalue の bucket 型を types インターフェースに移動。wasmcloud:keyvalue を使うコンポーネントとプロバイダは WIT 修正とリビルドが必要
- wasmtime 46 に更新し、wasip3 がデフォルト有効化。wasip3 非対応ワークロードへの影響を確認すること
- セキュリティ: quinn-proto の RUST-SEC-2026-0185 (MEDIUM) を修正
- 非同期 wasmcloud:keyvalue および wasmcloud:blobstore WIT インターフェースを追加。wasi:keyvalue / wasmcloud:postgres / wasmcloud:messaging/consumer の多重化 (implements ..) もサポート
- wash-runtime が P3 HTTP レスポンスのストリーミングと gRPC タイムアウト後のボディ解放に対応。エフェメラルタスクへの AbortOnDrop 適用でリーク防止
- エンドツーエンドの operator 実装を追加し、runtime-operator Helm チャートのリントと堅牢化を実施。operator キャッシュが server-side apply を正しく使うよう修正
- その他: wash new のパス末尾スラッシュ対応・Windows パス対応、WIT パッケージを名前空間付き OCI パスへ公開、s390x バイナリビルド追加など細かな改善