Harbor v2.15.2は2.15.0からの修正をバックポートしたメンテナンスパッチです。最も影響が大きいのはキャッシュバックエンドのRedisからValkeyへの置き換えで、既存のデプロイ設定の変更が必要になります。加えてblobマウントのトークン検証強化、暗号処理のクリーンアップ、Angular 21とClarity v18アップグレードに伴う多数のUI修正が含まれています。
securityblobマウントトークン検証の強化
blobマウント時のトークン検証が強化され、iatクレームのないトークンとソースプロジェクトの不正な参照が拒否されるようになりました。すべての環境に適用されます。
breakingキャッシュバックエンドがValkeyに変更
キャッシュバックエンドがRedisからValkeyに切り替わりました。デプロイメント設定でRedisを参照している場合は、Valkeyへの切り替えが必要です。
主な変更 (7)
- キャッシュバックエンドをRedisからValkeyへ切り替え(デプロイ設定の更新が必要)
- セキュリティ: blobマウントのトークン検証を強化、iatなしのトークンおよびソースプロジェクト検証を追加(深刻度: medium)
- セキュリティ: 暗号処理を堅牢化し、未使用のSMTPパッケージを削除(深刻度: low)
- UIをAngular 21・Clarity v18・Node.js v22へアップグレード、チェックボックス・ダークテーマ・i18n・フォームスタイルなど多数のUI/UX修正
- YAMLライブラリをgopkg.in/yaml.v2からgithub.com/goccy/go-yamlへ差し替え
- レジストリイメージをrc.5から安定タグv2.8.3-harbor.1へ固定
- タグ・アーティファクト変更時にrepositoryのupdate_timeが正しく更新されるよう修正、CosignのtlogオプションをJSONに調整