gRPC
v1.82.0Networking & Messaging2026年7月2日
gRPC 1.82.0はCore、PHP、Python、Rubyにわたる細かな修正を積み重ねたルーチンリリースで、セキュリティ問題や破壊的変更はありません。目立つのはxDSの2つのプロトコル追加(A85のORCA-to-LRS、A114の重み付けラウンドロビン)と、細々としたバグ修正の集合です。
主な変更 (8)
- CVEなし、破壊的なAPI削除や非推奨化もなし
- xDSがORCAからLRSへの伝播(gRFC A85)とカスタムバックエンドメトリクスによる重み付けラウンドロビン(A114)に対応
- 呼び出し認証情報でリージョナルアクセス境界ポリシーのメタデータを検索・付与できるように
- Python aioの修正: -Oフラグ実行時のCPU使用率100%問題を解消、forkした子プロセスでチャネルを閉じずに呼び出しをキャンセル可能に
- Rubyに純Ruby実装の呼び出し認証情報を追加、インターセプターが意図通りFIFO順で実行されるよう修正
- POSIXソケット処理でファイルディスクリプタ0が不正に無効扱いされていた問題を修正、エンドポイントシャットダウン時にCFStreamコールバックの登録解除を実施
- PHP拡張のバックポートでPIE対応を追加、Pythonのaio call/metadataモジュールにPyright/Typeguardの型チェックを導入
- その他、abseilのnullopt assertionを誤って起動させていたRetryFilterの不具合も修正