# Vitess v23.0.7

> Storage & Data · 2026-10-01

TLS の証明書失効リスト検証とテーブル ACL の適用範囲が見直され、従来より厳格に接続や文を拒否する動作になっています。`vtctld` の HTTP API と一部の Go API は削除され、関連フラグには互換性上の変更があります。

## 要対応
- **[security]** CRL設定時のgRPC接続をTLSに変更
  - `--tablet-grpc-crl`、`--vtgate-grpc-crl`、`--vtctld-grpc-crl` などで CRL を設定し、クライアント証明書と CA のどちらも設定していない gRPC クライアントは、システムルートでサーバーを検証する TLS 接続を使用します。CRL を無視した平文接続にはなりません。
- **[security]** テーブルを特定できない文をstrict table ACLで拒否
  - `vttablet` は文のテーブルを特定できない場合、strict table ACL でチェックを省略せず、その文を拒否するようになりました。対象は `--queryserver-config-strict-table-acl` と `--queryserver-config-acl-exempt-acl` の設定に関係します。
- **[security]** `vtctld` の `/api/` HTTP APIを削除
  - `vtctld` が `/api/` で提供していた HTTP API が削除されました。`vtctldclient` と `VtctldServer` による該当 API は利用できません。
- **[breaking]** `--compression-level` の値 `1` の意味を変更
  - `--compression-level` の値 `0` と `1` は高速コンプレッサーを選ぶようになりました。`1` がハッシュチェーン探索深度 1 を指定していた動作はなくなりました。
- **[breaking]** 対象の `SET` 文に関するvtgateの互換性を変更
  - 対象の `SET` 文にサブクエリがある場合、すべての `vtgate` がアップグレードされるまではその構成を使用できません。`vtgate` を先にアップグレードした構成では使用できます。
- **[breaking]** `vtctld` のGo APIを削除
  - Go パッケージを利用する場合、`vtctld.InitVtctld`、`vtctld.ActionRepository`、`vtctld.ActionResult`、`vtctld.TabletWithURL` は削除されました。

## 事前準備
- **[deprecated]** API関連フラグを非推奨のno-opに変更
  - v26で削除予定
  - API を設定していた `vtctld` と `vtcombo` の `--cell`、`--proxy-tablets`、`--action-timeout`、`--tablet-health-keep-alive` は、非推奨の no-op になりました。これらは v26 で削除されます。

## その他の記録された変更
- 12 (value_changed 7, added 2, defect_corrected 2, constraint_changed 1)

[分析の詳細](https://ratatosk.io/ja/releases/vitess/v23.0.7)

[元のリリースノート](https://github.com/vitessio/vitess/releases/tag/v23.0.7)
