# Rook v1.21.0

> Storage & Data · 2026-10-06

互換性に影響する変更を含むリリースです。デフォルト設定の変更や自動処理の廃止に加え、ストレージとオブジェクト管理の機能が加わっており、アップグレード時の確認が必要です。

## 影響確認
- **[breaking]** Helm OCIチャートタグの`v`接頭辞廃止
  - スクリプトやツールでHelm OCIチャートのタグを参照している場合に適用されます。
  - Helm OCIチャートタグから`v`接頭辞がなくなり、`v1.21.0`ではなく`1.21.0`の形式になりました。タグを参照するスクリプトやツールでは、参照先の更新が必要です。
- **[breaking]** Cephの`msgrv2`必須化
  - 古いカーネルのため`msgrv2`を利用できない場合に適用されます。
  - Cephでは`msgrv2`がデフォルトで必須になり、利用には5.11カーネルが必要です。古いカーネルのため`msgrv2`を利用できない場合は、CephCluster CRの`network.connections.requireMsgr2: false`でプロトコルを無効にします。Helmチャートでは、同じ値を`cephClusterSpec`の下に設定します。
- **[breaking]** NFS用`.nfs`プールの自動作成廃止
  - 新しいNFSインストールを作成する場合に適用されます。
  - 新規のNFSインストールでは、`.nfs`プール用のCephBlockPoolの定義が必要です。Rookが`.nfs`プールを自動作成しなくなったためで、サンプル仕様は`deploy/examples/nfs.yaml`にあります。アップグレード済みのクラスターは、`.nfs`プールがすでに作成されているため影響を受けません。
- **[breaking]** CSIドライバーイメージのデフォルト設定廃止
  - カスタムCSIイメージを使用している場合に適用されます。
  - RookはCSIドライバーのデフォルトコンテナーイメージを設定しなくなりました。`rook-csi-operator-image-set-configmap`は空の値で設定され、ceph-csi-operatorの組み込みデフォルトが使われます。カスタムCSIイメージを使用している場合は、アップグレード後も同ConfigMapに上書き設定が残っている必要があります。

## その他の記録された変更
- 6 (added 6)

[分析の詳細](https://ratatosk.io/ja/releases/rook/v1.21.0)

[元のリリースノート](https://github.com/rook/rook/releases/tag/v1.21.0)
